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一度見ると不思議と忘れられないフォルム。セシリエ・マンツのデザインするCaravaggio Pendant（カラヴァジオ ペンダント）はシンプルなラインを持ちながらも独特な存在感を感じさせます。空間に凛として浮かび上がるシェードに目を奪われる「カラヴァジオ」。光を透過させないその美しく艶やかなシェードの表面はハイグロスエナメル塗装による、陶磁器さながらの美しい艶感を持っています。デザインバランスにおいても重要なシェードを吊るホルダー部分はダイキャストアルミ合金のステーをマットクロームメッキでコーティングし、上部の開放部から漏れる光はコードの表情を引き立てる等、細部に至るまで美しく仕上げられています。また、シェード内部の光源を高めに設定しシェード内面をマットホワイト塗装とすることで、照明を高い位置に吊るす状態でも光源のまぶしさを感じさせないよう配慮されています。光のコントラストをより際だたせることを主題とした「カラヴァジオ」は、そのアイデアの本質を明確にしながらも決して機能美だけではなく、どこか詩的センスをも感じさせてくれる、職人気質のデザイン姿勢を貫くセシリエ・マンツの個性溢れるペンダントライトです。「あえて見せるために」採用されたレッドのテキスタイルコードに加え、シックな黒のシェード×黒のコードの「Caravaggio BlackBlack」がコンプリートモデルとして加わることになりました。ブラッククローム仕上げのグリップとブラックのテキスタイルコードがもたらす引き締まった印象、この小さなニュアンスの変化は、Caravaggioのイメージに驚くほどの精悍さを与えてくれます。P1サイズは複数灯をダイニングテーブルに合わせたり、パウダールームなどにもおすすめです。FRITZ HANSEN / LIGHTYEARS（フリッツハンセン・ライトイヤーズ）FRITZ HANSEN（フリッツ・ハンセン）は、タイムレスなデザインを生み出すことを使命とする高級ブランドです。1872年にデンマークで創業され、アルネ・ヤコブセンら一流のデザイナーとコラボレーションし、セブンチェアやエッグチェアなど数多くの名作を生み出しています。2005年にユトランド半島の歴史的都市、オーフスを拠点に設立された、全く新しいコンセプトを持つライティングブランド、LIGHTYEARS（ライトイヤーズ）も新たにフリッツハンセンの照明ブランドとして展開をスタート。革新的なアプローチを持ちながらも光としての美しさをも兼ね備えたモダンデザインの照明を表現し続けるライティングの数々は、日本の住宅照明としてはもちろん、コントラクト市場においても新しいインスピレーションを提供し続けています。Celcilie Manz（セシリエ・マンツ）1972年デンマーク生まれ。The Danish Design Schoolで家具に関する全ての履修課程を修了し、ヘルシンキ留学を経て1998年コペンハーゲンに自身のスタジオを設立。著名な陶芸家であるボディル・マンツを母に持ち、幼少期には両親と共に有田町で過ごした経験をもつ親日家でもあります。「Everything Is Possible」彼女の信条とするこの言葉のように、その前向きな信念は多くの職人達や芸術家に囲まれて育った彼女の生活環境のなかで培われたものだと言えます。FREDERICIAより発表された「MIKADO」で2004年に「Danish Design Award」を受賞、2007年にはプロダクトデザイナーとして名誉ある「Finn Juhl Architectual Prize」を受賞しています。Caravaggio Pendant（カラヴァジオ ペンダント）は2006年に「Stockholm Furniture Fair」で「Forum Prize」を受賞しています。 DEAN & DELUCAやカフェなどで見かけた事がある方も多いのではないでしょうか。清潔感のあるくっきりとしたシェードからふわりと漂うように降りてくる優しいあかり。シェードの艶感と切りっぱなしのようなシャープなエッジは空間にある種の緊張感を漂わせます。そうでありながらも、シェードの内側を反射しながら拡散する光が安堵感をもたらす…そのコントラストのバランス感が絶妙な照明です。（yumi） エレガントでありつつ、艶やかさと色っぽさも併せ持つカラヴァジオ。ピアノのような美しい鏡面の色気と、質量の高いものが宙に浮いているような非日常的な空間を生み出す効果が、ゆったりとくつろぐカフェやおしゃれなラウンジなどに好んで使用される理由かもしれません。でも、シンプルで美しいフォルムを持つカラヴァッジオは、ご家庭のキッチンや清潔感のあるダイニングにも合わせやすく、インテリアに感度の高い人々の間で人気の照明です。（sae）